シャープが「8K」動画作成を一般に開放!気になるカメラの値段
4年ぶり復帰のCES、北米テレビは再参入に意欲
シャープが一般消費者向け8Kカメラに参入することが明らかになった。8日(日本時間9日)、世界最大規模のIT・家電見本市「CES」で開発中の「8Kビデオカメラ」を披露した。8Kコンテンツの作成から記録、表示までを手がける「8Kエコシステム」戦略を強化し、市場での優位性を高める狙いだ。
シャープがCESに出展するのは4年ぶり。同日会見した石田佳久副社長は、冒頭「CESに戻ってこられてワクワクしている」と笑顔を見せた。そして「8K技術はエンターテインメントや教育、ヘルスケアなどあらゆる分野に影響を与える」とし、「8Kエコシステムは単に映像を見て共有するだけでなく、高解像度体験を届けることだ」と強調した。
8Kビデオカメラは今夏の商品化を目指している。価格は未定だが、普及に向け30万―40万円程度に抑えることを想定しているようだ。グローバル展開を視野に入れる。
また現在、中国ハイセンスに委託している北米テレビ事業について石田副社長は「自社で手がけられれば」と、再参入へ意欲を示した。
(文=政年佐貴恵)
シャープがCESに出展するのは4年ぶり。同日会見した石田佳久副社長は、冒頭「CESに戻ってこられてワクワクしている」と笑顔を見せた。そして「8K技術はエンターテインメントや教育、ヘルスケアなどあらゆる分野に影響を与える」とし、「8Kエコシステムは単に映像を見て共有するだけでなく、高解像度体験を届けることだ」と強調した。
8Kビデオカメラは今夏の商品化を目指している。価格は未定だが、普及に向け30万―40万円程度に抑えることを想定しているようだ。グローバル展開を視野に入れる。
また現在、中国ハイセンスに委託している北米テレビ事業について石田副社長は「自社で手がけられれば」と、再参入へ意欲を示した。
(文=政年佐貴恵)
日刊工業新聞2019年1月10日掲載