新入社員の意識は「実力・成果主義」へ、でも初任給の使い道は…
日本能率協会がまとめた2018年度の「新入社員意識調査(速報)」によると、実力・成果主義志向が6割超に増加、一方で仕事より「プライベートを優先したい」が8割近くに達した。未曽有の人手不足の時代、企業はこうした“新人類”への対応が迫られる。
実力・成果主義か、年功主義かに関しては、年功主義は4年前の調査で3・1ポイント増え、42・1%に拡大していた。実力・成果主義は3・3ポイント減少し56・4%に。
しかし景気が好転、人手不足の今回は、年功主義が7・1ポイントも減少し、変わって実力・成果主義が8・6ポイントも増加した。
にもかかわらず、仕事・働き方に対する考え方は「仕事を優先したい」は3・7%、「どちらかというと仕事優先」は20・5%。一方で「プライベート優先」は24・1%、「どちらかというとプライベート優先」が51・7%に達した。プライベート志向は前々回の61・9%から、前回は65・1%。回を追うごとに増加している。
仕事をしていく上での不安は「上司・同僚との人間関係」が39・8%と最も高い。次いで「仕事に対する自分の能力・スキル」と「ビジネスマナーや常識」が36・6%と高水準。
これを裏返すかのように、上司・先輩には「部下の意見・要望の傾聴」、「丁寧な指導」、「意見・要望に応じた動き」、「任せ見守る」ことを望み、傷つくことを恐れているようだ。
少子化社会。こうした若手社員とどうコミュニケーションを取り、教育していくか、企業の力量が問われる。
一方、ソニー生命保険がまとめた「社会人1年目と2年目の意識調査」によると社会人1年生に「初任給はどのようなことに使いたいか」と聞いたところ、54・6%が「貯蓄」と回答した。これに38・8%の「生活費に充てる」、36・2%の「親への贈り物を買う」、29・2%の「自分にちょっと良い物を買う」が続く。堅実なフレッシュマン像が浮き彫りとなった。
また、社会人1年生と2年生に「『良い会社(職場)』だと感じるのはどのような会社(職場)か」と聞くと58・3%が「職場の人間関係が良い」で最も多かった。
実力・成果主義か、年功主義かに関しては、年功主義は4年前の調査で3・1ポイント増え、42・1%に拡大していた。実力・成果主義は3・3ポイント減少し56・4%に。
しかし景気が好転、人手不足の今回は、年功主義が7・1ポイントも減少し、変わって実力・成果主義が8・6ポイントも増加した。
にもかかわらず、仕事・働き方に対する考え方は「仕事を優先したい」は3・7%、「どちらかというと仕事優先」は20・5%。一方で「プライベート優先」は24・1%、「どちらかというとプライベート優先」が51・7%に達した。プライベート志向は前々回の61・9%から、前回は65・1%。回を追うごとに増加している。
仕事をしていく上での不安は「上司・同僚との人間関係」が39・8%と最も高い。次いで「仕事に対する自分の能力・スキル」と「ビジネスマナーや常識」が36・6%と高水準。
これを裏返すかのように、上司・先輩には「部下の意見・要望の傾聴」、「丁寧な指導」、「意見・要望に応じた動き」、「任せ見守る」ことを望み、傷つくことを恐れているようだ。
少子化社会。こうした若手社員とどうコミュニケーションを取り、教育していくか、企業の力量が問われる。
一方、ソニー生命保険がまとめた「社会人1年目と2年目の意識調査」によると社会人1年生に「初任給はどのようなことに使いたいか」と聞いたところ、54・6%が「貯蓄」と回答した。これに38・8%の「生活費に充てる」、36・2%の「親への贈り物を買う」、29・2%の「自分にちょっと良い物を買う」が続く。堅実なフレッシュマン像が浮き彫りとなった。
また、社会人1年生と2年生に「『良い会社(職場)』だと感じるのはどのような会社(職場)か」と聞くと58・3%が「職場の人間関係が良い」で最も多かった。