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白雪姫の鏡が実現?

AIで肌分析する化粧鏡開発 
白雪姫の鏡が実現?

鏡に設置したセンサーで日々の肌状態を把握する

 Novera(東京都千代田区)は、人工知能(AI)による画像分析を活用し、利用者ごとに適したメークやスキンケアを提案する化粧鏡の開発に乗り出す。鏡に設置したセンサーで日々の肌状態を把握。状態や要望に沿ったメークを提案する。インターネットにつなぎ、鏡にデジタル情報を表示する仕組み。価格は約3万円を想定し、2019年夏以降の発売を目指す。

 本体は卓上型で、半透明鏡にディスプレーを取り付けた。各10万パターン以上のニキビやしわなど部位ごとの画像データを学習したAIで分析する。

 提案の際には、声優のボイスを利用し、その人のルーティンや調子に沿って気分が上がる言葉を自動選択。既に100種類以上のボイスを収録済みで、声優のパターンも増やす。

 Noveraでは今後、画像データ数を100万件以上と増やし、AIの精度を高めていく。また心理学者との連携やスキンケア、エイジングケアの分野で医師の監修などを進め、日々取得できる顔データから利用者の精神状態や肌の性質、傾向を推測するアルゴリズムの研究開発を本格化する。
日刊工業新聞2018年4月5日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
そのうち化粧ポーチの中は、人工知能が搭載された電子機器で埋まるようになるのでしょうか。

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