マツダ系サプライヤーがスポーツカー用シート、3D形状で着座位置低く
後付け部品として販売検討
デルタ工業(広島県府中町、藤田均社長)は、スポーツカーを対象にした後付けタイプのシート(写真)を開発した。表皮に内蔵した3次元形状の編み物が支持力を持つため、内部のウレタンを減らして着座位置を低くできる。カー用品店などで後付け部品としての販売を検討する。
開発したシートは「3Dネット」と呼ぶ編み物を金属の枠に張ることで支持力を持たせた。着座位置を下げるほか、穴が空いた編み物形状のため蒸れず、圧力を分散し疲れないといった特徴がある。
デザインはイタリアの企業に依頼し、スポーツカーでも見栄えするようにした。
開発したシートは「3Dネット」と呼ぶ編み物を金属の枠に張ることで支持力を持たせた。着座位置を下げるほか、穴が空いた編み物形状のため蒸れず、圧力を分散し疲れないといった特徴がある。
デザインはイタリアの企業に依頼し、スポーツカーでも見栄えするようにした。