オリンパスが内視鏡の製造拠点、白河に初の託児所

育児中の在宅勤務も拡充

 オリンパスは女性が働きやすい職場作りを推進する。2018年度に医療用内視鏡の製造拠点である白河オリンパス(福島県西郷村)に同社初の託児所を設ける。また育児を理由とする在宅勤務制度を拡充。対象を若年層に広げ、対象者を100人増の1000人規模にした。人材の有効活用を促し、生産性向上や業務プロセス改革につなげる。

 白河オリンパスは内視鏡用ビデオプロセッサーなどを手がける。組み立て工程などで女性従業員の比率が高い。

 託児所の運営は外部に委託し、施設をオリンパスが整備する。敷地内の遊休地のほか、隣接地などで設置場所を検討しており、託児所の仕様や定員数、投資額など詳細を詰めている。まずは白河で試験的に始め、拠点の拡大も検討する。

 在宅勤務も拡大する。従来は30代以上の中堅層を対象としてきたが、20代後半の若年層にも対象を広げた。現在、約40人が同制度を利用している。

 同社は、働きやすい規則や環境を用意することで多様な働き方を実現する方針を掲げている。内視鏡のスコープを手がける会津オリンパス(福島県会津若松市)には職場復帰した女性従業員が搾乳できる専用施設「ミルクルーム」を設置した。全社で業務プロセス改革や幹部職向けの意識啓発研修などにも取り組んでいる。

日刊工業新聞2017年5月4日

村上 毅

村上 毅
05月04日
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多様な働き方を用意することで、企業全体の生産性を上げる仕組みが欠かせない。そのためには、個人の取り組みだけでなく、企業全体の業務のムダを省くような、業務全体のプロセス改革もカギになる。

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