託児所はリゾートホテル!人材難対策に大和リゾートが一手
自社の沖縄残波岬ロイヤルホテルに保育施設を開設
大和リゾート(東京都江東区、柴山良成社長、03・6457・1551)は、自社が運営する沖縄残波岬ロイヤルホテル(沖縄県読谷村)で託児保育サービスを始めた。女性の活躍推進など従業員の福利厚生が主な目的。ホテル利用客も有料で利用可能。3200万円を投じ、ホテルの一部を改装した。「ロイヤルキッズガーデン=写真」として保育士の雇用を含めて自社運営する。
沖縄県は出生率が高く、「社内の他ホテルより女性従業員の比率が高い」(同社)などの地域性に対応した。子育て制度を充実して人材確保と離職防止につなげる。
施設の延べ床面積は約119平方メートル。託児定員は20人。客の利用は3日前までの予約が必要で、料金は3時間まで7000円(消費税別)。今後は同社運営の他ホテルへの展開を視野に入れる。
【柴山良成社長 一問一答】
―大和ハウスグループで初の取り組みということだが。
「(ホテル内託児所は単体の)商売としては難しい。利益を求める部分もないではないが、ホテル職員の福利厚生がメーンだ」
―他ホテルでの展開は具体的に計画があるのですか。
「まだない。沖縄は車社会なので、子どもを(職場に)連れてくるのが難しくないが、電車通勤では厳しい場所もある。まずは沖縄で福利厚生としてのノウハウを積み重ねたい」
沖縄県は出生率が高く、「社内の他ホテルより女性従業員の比率が高い」(同社)などの地域性に対応した。子育て制度を充実して人材確保と離職防止につなげる。
施設の延べ床面積は約119平方メートル。託児定員は20人。客の利用は3日前までの予約が必要で、料金は3時間まで7000円(消費税別)。今後は同社運営の他ホテルへの展開を視野に入れる。
【柴山良成社長 一問一答】
―大和ハウスグループで初の取り組みということだが。
「(ホテル内託児所は単体の)商売としては難しい。利益を求める部分もないではないが、ホテル職員の福利厚生がメーンだ」
―他ホテルでの展開は具体的に計画があるのですか。
「まだない。沖縄は車社会なので、子どもを(職場に)連れてくるのが難しくないが、電車通勤では厳しい場所もある。まずは沖縄で福利厚生としてのノウハウを積み重ねたい」
日刊工業新聞2016年2月24日 建設・エネルギー・生活面