体臭のお悩み解消に一手
コニカミノルタが体臭測定デバイスを製品化
コニカミノルタは、汗臭や加齢臭、ミドル脂臭の3大体臭を10段階で測定するデバイス「Kunkunbody(クンクンボディ)」の先行販売を始めた。
耳の裏や頭などにデバイスを当て、スマートフォンに結果を表示する。これまで体臭を客観的に評価する製品はなかったという。
クラウドファンディング「マクアケ」のウェブサイトで先行販売し、一般販売価格3万円(消費税込み)から15―30%割り引く。「世の中になかった価値を提供したい」(同社)という。
コニカミノルタは大阪工業大学と共同で、機械学習を使って多様な臭いを測定するプラットフォーム「ハナ」を作成。学習成果をクンクンボディに組み込んだ。
さまざまな種類の市販ガスセンサーをハナに接続し、どの臭いの時にどんなセンサーの波形が出るかを学習させた。結果を基に、3大体臭の検出に効果的なセンサーを4種類選び、検出のアルゴリズムとともに搭載した。
ハナを使うことで、たばこ臭やペット臭、腐敗臭など体臭以外の臭い検出の仕組みも開発できる。今後、他の臭い検出を使ったビジネス開発も検討する。
耳の裏や頭などにデバイスを当て、スマートフォンに結果を表示する。これまで体臭を客観的に評価する製品はなかったという。
クラウドファンディング「マクアケ」のウェブサイトで先行販売し、一般販売価格3万円(消費税込み)から15―30%割り引く。「世の中になかった価値を提供したい」(同社)という。
コニカミノルタは大阪工業大学と共同で、機械学習を使って多様な臭いを測定するプラットフォーム「ハナ」を作成。学習成果をクンクンボディに組み込んだ。
さまざまな種類の市販ガスセンサーをハナに接続し、どの臭いの時にどんなセンサーの波形が出るかを学習させた。結果を基に、3大体臭の検出に効果的なセンサーを4種類選び、検出のアルゴリズムとともに搭載した。
ハナを使うことで、たばこ臭やペット臭、腐敗臭など体臭以外の臭い検出の仕組みも開発できる。今後、他の臭い検出を使ったビジネス開発も検討する。
日刊工業新聞2017年7月14日