痒い所に手が届く、中小企業向けの安価で手軽なIoTシステム
オージス総研、中規模の食品工場で実証実験を開始
オージス総研(大阪市西区)は、スター精密と協業し、安価で手軽にIoT(モノのインターネット)を工場に導入できるシステムを開発し実証実験を開始した。工場機器の振動データを収集し、クラウドに蓄積。データを可視化・分析して、機器の故障予知などに役立てる。中小企業が導入しやすい安価なIoTシステムとして、早期の事業化を目指す。
実証実験は中規模の食品工場で実施している。振動を電気エネルギーに変換するスター精密製の「小型振動発電ユニット」を生産設備に設置。センサーが収集したデータを無線通信で中継器に転送。そこから閉域網を使った専用線により、クラウド上に蓄積する。
センサーや中継器などの機器は、安価で容易に手に入るものを使用したので、導入コストを抑えられる。加えてIoT機器の設置、データ収集・蓄積・分析をオージス総研が一貫してサポートすることで、顧客の負担軽減にもつなげる。
実証実験は中規模の食品工場で実施している。振動を電気エネルギーに変換するスター精密製の「小型振動発電ユニット」を生産設備に設置。センサーが収集したデータを無線通信で中継器に転送。そこから閉域網を使った専用線により、クラウド上に蓄積する。
センサーや中継器などの機器は、安価で容易に手に入るものを使用したので、導入コストを抑えられる。加えてIoT機器の設置、データ収集・蓄積・分析をオージス総研が一貫してサポートすることで、顧客の負担軽減にもつなげる。
日刊工業新聞2017年7月12日