「ZEH」戸建て住宅の新たなビジネスチャンスになるか
積水化学が勾配屋根に太陽光パネル
積水化学工業は6日、家庭内で使用するエネルギーを100%自給自足できる住宅の第2弾「スマートパワーステーションGR」を28日に発売すると発表した。勾配のある寄棟タイプの屋根に大容量の太陽光発電パネルを搭載した。消費税抜きの価格は延べ床面積3・3平方メートル当たり74万円台から。積水化学創立70周年記念商品として、初年度700棟の販売を目指す。
太陽光パネル一体型の屋根「スマートGルーフ」を新たに開発。延べ床面積99平方メートル(30坪)程度の一般的な住宅規模でも容量10キロワット以上の太陽光発電システム(PV)の搭載を可能にした。これまでの商品は平らな屋根に太陽光パネルを搭載しているが、勾配屋根に対する需要に対応した。
大容量PVと家庭内エネルギー管理システム(HEMS)、蓄電池、高断熱アルミ樹脂複合サッシなどの組み合わせにより、住宅のエネルギー収支を実質ゼロにできる「ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)」に対応する仕様を標準化した。さらに電気自動車と連動させる「ヴイ・トゥー・ハイムシステム」の活用で、電力を外部からまったく購入しない生活が可能。
スマートGルーフは工場内で太陽光パネル設置や屋根ふきを済ませるため、建築現場での作業も減らせる。
太陽光パネル一体型の屋根「スマートGルーフ」を新たに開発。延べ床面積99平方メートル(30坪)程度の一般的な住宅規模でも容量10キロワット以上の太陽光発電システム(PV)の搭載を可能にした。これまでの商品は平らな屋根に太陽光パネルを搭載しているが、勾配屋根に対する需要に対応した。
大容量PVと家庭内エネルギー管理システム(HEMS)、蓄電池、高断熱アルミ樹脂複合サッシなどの組み合わせにより、住宅のエネルギー収支を実質ゼロにできる「ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)」に対応する仕様を標準化した。さらに電気自動車と連動させる「ヴイ・トゥー・ハイムシステム」の活用で、電力を外部からまったく購入しない生活が可能。
スマートGルーフは工場内で太陽光パネル設置や屋根ふきを済ませるため、建築現場での作業も減らせる。
日刊工業新聞2017年7月7日