風力発電の適地がわかる「洋上風況マップ」、NEDOが無料公開

年間平均風速との誤差はプラスマイナス5%以内

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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は23日、洋上風力発電の設置に適した場所がわかる風況マップを開発し、公開した。日本周辺の海域の500メートル四方ごとに、発電量を左右する風の詳細データを表示する。また水深や生態系、海底地質、船の航路、漁業権など建設に必要な情報も同じ画面で確認できる。発電事業者や自治体に活用してもらい、洋上風力の普及を後押しする。

 建設地の風の予測データは、気象庁や国土地理院などの情報を活用して作製した。地図データ上で場所を選ぶと、風向きや強い風が吹く頻度などの予測値を得られる。

 実際の年間平均風速との誤差はプラスマイナス5%以内という。風車の高さの違いによる発電量の予測値も算出できる。NEDOのウェブサイトに掲載しており、無料で利用できる。
            

日刊工業新聞2017年3月24日

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

海は計器を置けないので、風がどれくらい吹いているか推測するしかありませんでした。茨城県の海上で計画していた洋上風力発電から丸紅が撤退したのも、思ったよりも風が吹かないと判明したらかです。公開したマップを試してみると、推測値がすぐにでてきます。便利そうです。

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