関東の住みたい街ランキングでなぜ「吉祥寺」はいつも上位なのか

緑があること、少しの猥雑さ

 リクルート住まいカンパニー(東京都中央区、野口孝広社長)は7日、関東の住みたい街(駅)ランキングで吉祥寺が2年ぶりに1位に返り咲いたと発表した。人気漫画『吉祥寺だけが住みたい街ですか』がテレビドラマ化され、日本初、首都圏初の飲食店出店も続いたためとみられる。

 前年1位の恵比寿は2位だった。2020年開業予定の新駅、リニア中央新幹線の始発駅などで話題の品川が過去最高となる5位と、前年の13位から大幅に順位を上げた。

 2年連続9位の東京は、17年冬に丸の内側に駅前広場を設け、芝生や水景を新設予定。周辺にオフィスビルや商業施設の大規模開発計画が進んでいる。

 初めてトップ10入りした10位の渋谷も、20年に駅ビルが地上46階建てにリニューアルされ、駅周辺の四つの街区で再開発が進むなど、今後の順位上昇が期待できそうだ。

 一方、穴場だと思う街ランキングの1位は3年連続で北千住。以下、赤羽、池袋、大塚、駒込が続いた。

 同調査は10年から実施しており、今回で7回目。本調査を1月21―26日に実施し、関東圏に住む20―49歳の3996人から有効回答を得た。
             


日刊工業新聞2017年3月8日

安東 泰志

安東 泰志
03月09日
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街の魅力は、緑があること、そして少し猥雑なくらいの方が高いのだろう。一方で都市計画には防災の観点も必要で、匙加減が難しいところだ。

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