市販薬の羅針盤。メディカルコンパス、症状に応じて薬選びサポート
メディカルコンパス(東京都渋谷区、宮田俊男社長、03・6276・5385)は、生活者の市販薬選びを支援するサービス「セルフメディケーションコンパス」を2017年3月をめどに始める。医師や薬剤師の知見を基に、症状に応じた市販薬を購入可能な店舗を含めて案内する。機械学習で効率的に選択肢を提示できる仕組みも導入していく。薬の服用後のアンケートデータを製薬企業へ有償提供するなどして収益につなげる。
同サービスはデモ用に試作をした段階で、17年3月ごろまでに実用化を目指す。利用者はスマートフォンなどの携帯端末で症状を入力すると、推測される病気の名称や対応する市販薬の情報を閲覧できる。薬が購入可能な店舗の場所や行き方も分かる。
店舗情報の収集や登録にあたってはドラッグストアや調剤薬局に協力を仰ぐ。
薬の選択肢は医師や薬剤師の知見を基に提供される。メディカルコンパスは利用者の少ない段階では基本的に人が判断を行い、17年夏ごろには数千件の利用データを蓄積して機械学習による提示も実現したい考え。17年末までには英語や中国語などの多言語対応も行い、訪日外国人の増加に対応する方針。
同社は製薬企業へのデータ提供で対価を得ることを想定している。同サービスの利用者へ、市販薬服用後に症状が軽快したかどうかや、薬の飲みやすさ、味といった観点でのアンケートを実施。結果をメーカーへ還元していく。同社はこうしたマーケティングに詳しい人材の追加採用などで、17年3月ごろには役職員数を現行比約2倍の20人程度に増やす計画。
政府は医療費抑制の観点から、生活者が自身の健康に責任を持って、軽度な体の不調は自ら手当てをするセルフメディケーションを推進している。
【関連記事】
自分で薬を買えば所得控除!来年1月から、セルフメディケーション税制始動 http://newswitch.jp/p/7063
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店舗情報の収集や登録にあたってはドラッグストアや調剤薬局に協力を仰ぐ。
薬の選択肢は医師や薬剤師の知見を基に提供される。メディカルコンパスは利用者の少ない段階では基本的に人が判断を行い、17年夏ごろには数千件の利用データを蓄積して機械学習による提示も実現したい考え。17年末までには英語や中国語などの多言語対応も行い、訪日外国人の増加に対応する方針。
同社は製薬企業へのデータ提供で対価を得ることを想定している。同サービスの利用者へ、市販薬服用後に症状が軽快したかどうかや、薬の飲みやすさ、味といった観点でのアンケートを実施。結果をメーカーへ還元していく。同社はこうしたマーケティングに詳しい人材の追加採用などで、17年3月ごろには役職員数を現行比約2倍の20人程度に増やす計画。
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日刊工業新聞2016年12月22日