「TechCrunch Tokyo2016」スタートアップバトルの優勝は?
遠隔医療相談「小児科オンライン」が輝く。ウェブ系が席巻!
東京の渋谷ヒカリエで17、18日に開かれたスタートアップ企業の祭典「TechCrunch Tokyo2016」で、恒例のベンチャーコンテスト「スタートアップバトル」が行われた。今年で6回目。創業3年以内で今年に入り製品やサービスを送り出したビジネスが対象で、113中20社が書類審査を通過し本戦に挑んだ。独自性、市場性、将来性の3点で審査。最優秀賞には小児科に特化した遠隔医療相談「小児科オンライン」が選ばれた。
2日目の決勝に進んだ6社のうち、特別賞のタウンWiFiを除き、優勝のKids Publicなど5社すべてがウェブを活用したサービス。そのうち2社を人材系が占め、モノづくり系の入賞はゼロという結果に終わった。
Kids Publicの「小児科オンライン」は、子どもについての質問や悩みをLINE、電話、Skypeで医師に相談することができるサービスで「診断や薬の処方といった医療行為は行わず、アドバイスにとどめている」(橋本直也社長)とビジネスモデルについて説明した。
特別賞に輝いたタウンWiFi
ウェブ系で国内市場を対象とした事業が多数を占める中、グローバルな事業展開を描き異彩を放ったのがタウンWiFiだ。審査員特別賞を贈られた。公衆の無料Wi-Fiに自動で接続・認証するアプリを展開し、スマートフォンの通信量が削減され、速度制限の悩みを解消できるという。
荻田剛大同社代表は「安いけど中くらいの速度ならいけますというところ狙っている」と説明。授賞式では挑戦について「一番無謀」(審査員の国光宏尚gumi代表取締役)と評されたが、「しっかりビジネスを磨いて頑張ってさい」(同)とエールも送られた。受賞コメントで荻田氏は「無謀とかクレイジーとか、そういうサービスを作らないとスタートアップやっている意味が無い」と豪語し会場を沸かせた。
【スタートアップバトル出場企業】 五十音順、カッコ内はプロダクト名、※は決勝進出
1,アスツール(ASTOOL)スマホ向けアプリ、インターネットサービスの開発・運営
2,ADAWARP Robotics(ADAWARP) VRロボットの開発
3,アドスペイシー(AdSpacee)広告サービス
4,AIトラベル(AI Travel)出張予約アシスタントサービス
5,XSHELL(XSHELL)Iotソフトウェア, ハードウェア開発
6,Kids Public※(小児科オンライン)小児科に特化した遠隔医療相談
7,Combinator※(Refcome)人材採用を活性化するためのクラウドサービス
8,シェアのり(シェアノリ) 個人間のカーシェアリングサービス
9,SCOUTER※(SCOUTER)個人による転職希望者紹介サービス
10, Spectee(Spectee)ニュース映像のリアルタイム解析サービス
11, タウンWiFi※(タウンWiFi) 公衆無料Wi-Fiに自動で接続、認証するアプリ
12, タシナレッジ※(DIGGLE)企業の予算管理・資金シミュレーション支援
13, 電玉(DENDAMA) IoTけん玉
14, ハカルス(HACARUS)ヘルスケア
15, FOLIO※(FOLIO)分散投資を自動化する資産運用サービス
16, ヘクト(Hecto)AIチャットボットの開発ツール
17, MOSOMafia(MOSOMafia)webサービスの開発、運営
18, モビンギ(mobingi)ITサービス
19, Rich Table(richTABLE)グルメアプリサービス
20, LINK Sports(LINK Sports ) スポーツマネジメントツール>
(関連記事)キャリア支援のSCOUTERが増資ニュースイッチ
2日目の決勝に進んだ6社のうち、特別賞のタウンWiFiを除き、優勝のKids Publicなど5社すべてがウェブを活用したサービス。そのうち2社を人材系が占め、モノづくり系の入賞はゼロという結果に終わった。
Kids Publicの「小児科オンライン」は、子どもについての質問や悩みをLINE、電話、Skypeで医師に相談することができるサービスで「診断や薬の処方といった医療行為は行わず、アドバイスにとどめている」(橋本直也社長)とビジネスモデルについて説明した。
特別賞に輝いたタウンWiFi
ウェブ系で国内市場を対象とした事業が多数を占める中、グローバルな事業展開を描き異彩を放ったのがタウンWiFiだ。審査員特別賞を贈られた。公衆の無料Wi-Fiに自動で接続・認証するアプリを展開し、スマートフォンの通信量が削減され、速度制限の悩みを解消できるという。
荻田剛大同社代表は「安いけど中くらいの速度ならいけますというところ狙っている」と説明。授賞式では挑戦について「一番無謀」(審査員の国光宏尚gumi代表取締役)と評されたが、「しっかりビジネスを磨いて頑張ってさい」(同)とエールも送られた。受賞コメントで荻田氏は「無謀とかクレイジーとか、そういうサービスを作らないとスタートアップやっている意味が無い」と豪語し会場を沸かせた。
1,アスツール(ASTOOL)スマホ向けアプリ、インターネットサービスの開発・運営
2,ADAWARP Robotics(ADAWARP) VRロボットの開発
3,アドスペイシー(AdSpacee)広告サービス
4,AIトラベル(AI Travel)出張予約アシスタントサービス
5,XSHELL(XSHELL)Iotソフトウェア, ハードウェア開発
6,Kids Public※(小児科オンライン)小児科に特化した遠隔医療相談
7,Combinator※(Refcome)人材採用を活性化するためのクラウドサービス
8,シェアのり(シェアノリ) 個人間のカーシェアリングサービス
9,SCOUTER※(SCOUTER)個人による転職希望者紹介サービス
10, Spectee(Spectee)ニュース映像のリアルタイム解析サービス
11, タウンWiFi※(タウンWiFi) 公衆無料Wi-Fiに自動で接続、認証するアプリ
12, タシナレッジ※(DIGGLE)企業の予算管理・資金シミュレーション支援
13, 電玉(DENDAMA) IoTけん玉
14, ハカルス(HACARUS)ヘルスケア
15, FOLIO※(FOLIO)分散投資を自動化する資産運用サービス
16, ヘクト(Hecto)AIチャットボットの開発ツール
17, MOSOMafia(MOSOMafia)webサービスの開発、運営
18, モビンギ(mobingi)ITサービス
19, Rich Table(richTABLE)グルメアプリサービス
20, LINK Sports(LINK Sports ) スポーツマネジメントツール>
(関連記事)キャリア支援のSCOUTERが増資ニュースイッチ
ニュースイッチオリジナル