自動運転AIの安全向上はスマホで。トヨタなどがデータ収集
損保や海外の大学とも連携
トヨタ自動車と名古屋大学などは、大量の走行データを収集し、自動運転用人工知能(AI)の安全性を高める取り組みを始める。スマートフォンをドライブレコーダーのように使ってデータを集め、自動運転AIの学習と安全性評価に活用する。AIの開発には実際の走行データが不可欠。米国企業のように開発途上の自動運転車ではなく、一般車からデータを収集して安全性能を確立する。
トヨタのほか損害保険会社など5社以上、学術界からは3機関以上が参画し、走行データを蓄積するプラットフォームを構築する。トヨタの米AI研究子会社「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」やタイ・チュラロンコン大学、ベトナム・ハノイ工科大学とも連携し、各地域で走行データを集める構想。3年内に数万人規模のデータ収集を目指す。
スマホのカメラで進行方向と運転手の様子を撮影。付属機器で画像を処理し、運転手の様子や自車の車線逸脱、他車の流れなどの情報をプラットフォームに蓄積する。このデータをAIに学習させて安全性を向上させる。
<全文は日刊工業新聞電子版に会員登録して頂くとお読みになれます>
トヨタのほか損害保険会社など5社以上、学術界からは3機関以上が参画し、走行データを蓄積するプラットフォームを構築する。トヨタの米AI研究子会社「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」やタイ・チュラロンコン大学、ベトナム・ハノイ工科大学とも連携し、各地域で走行データを集める構想。3年内に数万人規模のデータ収集を目指す。
スマホのカメラで進行方向と運転手の様子を撮影。付属機器で画像を処理し、運転手の様子や自車の車線逸脱、他車の流れなどの情報をプラットフォームに蓄積する。このデータをAIに学習させて安全性を向上させる。
<全文は日刊工業新聞電子版に会員登録して頂くとお読みになれます>
日刊工業新聞2016年9月2日