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「キャリア枠」通年募集…東海光学、博士人材採用で新制度の狙い

東海光学(愛知県岡崎市、古沢宏和社長)は20日、「博士人材スペシャリスト研究職採用制度」を新設したと発表した。新卒・ポスドクの博士人材を対象に、新卒採用募集とは別で、キャリア枠として通年募集する。博士人材の専門性に応じた処遇・環境を入社直後から提供することで、会社の研究力を高める。

応募者の研究と事業の方向性の合致度を、応募者、採用部門の部門長などとのマッチング面談で確認。マッチングが成立した場合は採用面接に進み、東海光学入社後の研究の方向性や、実現したいことを発表してもらう。採用者は、スペシャリストというキャリアコースの中の4等級、主務の役付き研究職として入社する。

東海光学には現在グループ会社を含め6人の博士人材が在籍する。これまで処遇は個別対応となっており、採用時にキャリアパスを提示しにくい課題があった。

日刊工業新聞 2024年8月22日

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