「B787-9」最大20機、JALがボーイングに確定発注
日本航空(JAL)は3月に公表した米ザ・ボーイング・カンパニーの「ボーイング787―9」10機の追加購入について確定発注した。さらに10機を購入するオプションを持ち、最大20機を導入する。10機を2028年から4年程度をかけて導入する。今後成長が見込まれる北米・アジア・インドを中心に国際線の機材を増やし、大型化する。
また、仏エアバスの「A350―900」20機の追加購入契約と、「A321ネオ」11機の新規購入契約を結んだ。現在A350―900は国内線で運行しており、27年度から新たに国際線にも導入することで国際ネットワークを拡充する。A321ネオはB767の更新機材として28年から国内線に導入し、羽田発着路線を中心に投入する。最新鋭の省燃費機材の導入を加速し、二酸化炭素(CO2)排出量の削減を進める。
日刊工業新聞 2024年7月25日