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新幹線に国内初「被膜がいし」、JR東海が導入

新幹線に国内初「被膜がいし」、JR東海が導入

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JR東海は東海道新幹線で用いる絶縁設備「がいし」について、専用塗料の塗布作業が不要な「コーティングがいし」を2025年度から順次導入する。コーティングがいしの鉄道での導入は国内初。現在、塩害区間のがいしには汚損対策として、1―2年ごとにシリコーンを主成分とする専用塗料を手作業で塗り替えている。東海道新幹線の保全作業の省力化やコスト削減につなげる。

あらかじめ工場でシリコーンゴムをコーティングしたがいしを用いる。JR東海は日本ガイシと実証実験に取り組んできており、十分な性能が確認できたことから導入を決めた。

海水に含まれる塩などの汚損物質が付着したり、表面が濡れたりすると、がいしの絶縁性能は低下する。従来は表面に付着した汚損物質の取り込みと、水分の付着を防ぐ専用塗料により、がいしの絶縁性能を維持する方法をとっていた。

日刊工業新聞 2024年07月08日

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