ニュースイッチ

三菱自動車が軽商用車「ミニキャブトラック」を改良、高めた性能は?

三菱自動車が軽商用車「ミニキャブトラック」を改良、高めた性能は?

安全性と燃費性能を向上させた三菱自動車の軽商用車「ミニキャブトラック」

三菱自動車は軽商用車「ミニキャブトラック」に、安全装備強化や燃費性能向上などの一部改良を加え発売した。全グレードにリアパーキングセンサーとメーター内の同センサー表示灯を標準装備。また各グレードの5速手動変速機(MT)車にアイドリングストップを追加し、燃費性能を同社従来品比で最大3%高めた。消費税込みの価格は110万3300円から。ミニキャブトラック全体で2025年3月期に2100台の販売を目指す。

改良したミニキャブトラックは、継続生産車で24年5月に設置が義務化された後退時車両直後確認装置に対応。駐車時にリアパーキングセンサーで障害物を検知すると運転席前方の表示灯で警告する。

また上位2グレードに標準装備している後方誤発進抑制機能に、ブレーキ機能を追加。同機能作動中に障害物衝突の恐れがあるとシステムが判断するとブレーキ制御が作動し、衝突被害軽減につなげられる。


【関連記事】 SUVで三菱自・マツダ・スバルが頼りにする加工メーカー
日刊工業新聞 2024年5月29日

編集部のおすすめ