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トヨタ車体、間伐材配合樹脂が好調な理由

トヨタ車体、間伐材配合樹脂が好調な理由

アルファードのミラーカバーにタブウッドを採用した

独特の風合いが好評―。トヨタ車体が開発した間伐材を配合した樹脂素材「TABWD(タブウッド)」の採用が広がっている。二酸化炭素(CO2)排出削減など環境対応の観点から導入を提案。さらに意匠性や植物由来の風合いも訴求し、事業拡大につなげようとしている。

フォグランプブラケットやワイヤハーネスカバーなどの自動車部品に採用されているほか、オフィスチェアや食器など非自動車分野にも展開。水澗英紀取締役執行役員は「温かみのある風合いを魅力に感じていただいている」と話す。


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日刊工業新聞 2024年5月23日

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