三菱自動車は、軽商用車「ミニキャブバン」と、軽乗用車「タウンボックス」を一部改良した。ミニキャブバンの一部グレードと、タウンボックスの全グレードに無段変速機(CVT)を採用し、燃費を向上した。消費税込みの価格はミニキャブバンが119万2400円－188万5400円、タウンボックスは192万1700円－214万9400円。

CVT車は従来の機械式4WDから電子制御4WDへ変更し、路面状況に応じて駆動力を制御する「4WD AUTO」などの3つのモードを設定した。「ぬかるみ脱出アシスト」を採用し、ぬかるみや砂地での走破性を向上した。

ミニキャブバンの「ブラボー」グレードにはターボを採用したほか、専用キーを携帯するだけでドアの施錠やエンジンの始動ができる「キーレスオペレーションシステム」を採用した。また、全グレードにリヤパーキングセンサーとメーター内の表示灯を標準装備し、安全性を高めた。

タウンボックスは、全グレードにLEDヘッドライトや助手席シートバックテーブル、電動格納式リモコンドアミラーや本革巻ステアリングホイールを標準装備し、機能を充実した。