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商船三井、ブラジル社と契約…海洋原油積み替え船がもたらす効果

商船三井、ブラジル社と契約…海洋原油積み替え船がもたらす効果

CTV「SeaLoader 2」(商船三井提供)

商船三井は浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)で生産した原油をタンカーへ効率的に積み替える船舶(カーゴ・トランスファー・ベッセル、CTV)について、ブラジル国営石油会社ペトロブラスと定期用船契約を締結した。加えて、2024年内にCTVの新造船契約交渉に着手する。

従来、FPSOからタンカーへの原油の積み出しは、特殊なシャトルタンカーを介して行っていた。CTVの利用により、ブラジル沿岸では原油転送時の二酸化炭素(CO2)排出量を60―80%削減できる。

商船三井子会社のシーローディング・ホールディングASがCTV事業を行う。シーローディングは22年からペトロブラスとCTVの利用試験を行い、原油の積み出しに30回以上成功した。

日刊工業新聞 2024年03月21日

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