ニュースイッチ

生産可能台数70%に…ダイハツ、新車開発も再開へ

生産可能台数70%に…ダイハツ、新車開発も再開へ

18日に再稼働した滋賀工場

ダイハツ工業は18日、認証不正で国土交通省から出荷停止処分を受けた車種の停止解除が進み、生産可能台数は正常時の約60―70%に回復したと明らかにした。ただ最も売れている軽乗用車「タント」などは生産再開時期が未定のため、実際の稼働率は公表していない。全車種の解除を機に、新型車開発を再開する方針も示した。

同日にはOEM(相手先ブランド)を含む小型スポーツ多目的車(SUV)3車種から滋賀工場(滋賀県竜王町)が生産を再開し、1直体制で工場稼働率は約40%という。15日にはOEMを含む小型乗用車3車種も出荷停止を解除された。これまでに23車種が解除され、未解除車は軽乗用車4車種と小型SUVのハイブリッド車2グレード。京都工場(京都府大山崎町)とダイハツ九州(大分県中津市)も先に再開した。

未稼動はOEMを含む軽スポーツ車2車種を生産する本社工場(大阪府池田市)のみとなった。全社員が出社する通常勤務に戻り、タントなど解除車で生産時期が未定車種の再開準備を急ぐ。井出慶太コーポレート統括本部統括部長は「すべての生産車種が出荷停止を解除されるタイミングで、新型車の開発についても時間軸や車種の設定から考えたい」と説明した。

日刊工業新聞 2024年3月19日

編集部のおすすめ