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都心運行時の課題は?「空飛ぶクルマ」三菱地所が実証

三菱地所は11日、都内で実施している「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けたプロジェクトの実証実験を報道陣に公開した(写真)。都心での運航時の課題抽出や騒音の検証などが狙いで、一般公募したモニターが代替手段として使用するヘリコプターに搭乗。東京都千代田区の新丸の内ビルディングと、同江東区のゆりかもめ青海駅南側特設会場を結ぶルートを遊覧した。

日本航空(JAL)、兼松と共同で取り組んでいる実証実験で、18日まで運航する計26便に70人が搭乗する予定。移動サービス事業としての将来展望について、三菱地所コマーシャル不動産戦略企画部の谷沢直紀ユニットリーダーは「東京駅前のビジネスエリアからの移動体験を提供するとともに、地方の空港などと結んでいけたら」と語った。


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日刊工業新聞 2024年2月13日

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