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井関農機が発売、歩行型サツマイモ苗移植機が解決する課題

井関農機は歩行型のサツマイモ苗移植機「PVH103―70PSBXLD=写真」を3月に発売する。植え付け爪が苗を植え付けた後、爪が戻る際に苗の持ち帰りを防ぐ連れ出し防止具を新たに装備し、植え付け精度を高めた。畝ガイドローラーの角度を任意で調節できるようにし、さまざまな畝に対応できるようにして追従性の向上も実現した。消費税込みの価格は131万5600円。年間40台の販売を目指す。

芋焼酎や芋けんぴ、ほしいもなどに使う加工用サツマイモの苗植え付けは手作業に頼るところが多く、軽労化と労働時間の低減が求められている。苗の形が不定形であるため、バラつきや調整の難しさもあり、移植機を導入しても稼働率が低いことが課題とされていた。

井関農機の移植機はこうした問題を解決し、植え付け精度の向上を図ったほか、苗をはさむブラシを従来の柔らかい素材から硬い素材に変更することで、曲がった苗や太い苗もセットしやすくした。

樹脂製シリンダーのため錆に強く、分解式のバルブ採用によりメンテナンス性も高めた。苗を植え付けた後の水やりの量も無段階で調節でき、20リットルの大容量タンクで余裕のある作業が可能となる。

日刊工業新聞 2024年01月11日

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