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「ひらかたパーク」で実証開始、ゴミ収集自動化の仕組み

大栄環境と早稲田大学は、京阪電気鉄道が運営する遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)で、ゴミ収集の自動化の実証実験を始めた。両者が開発した自律走行するモビリティー(写真)と、センシング機能付きのゴミ箱を園内に1台ずつ設置する。実証期間は休園中の15日まで。清掃員の人手不足への対応策を探る。

ゴミがたまったことの通知を受け、モビリティーがゴミ箱に回収に向かう。障害物がある場合は自動で回避する。モビリティーがゴミ箱に到着すると、フックをゴミ箱側の取っ手にひっかけ、内箱を引っ張り出して運ぶ仕組み。

今回の実証は、モビリティーへのゴミ回収の指示は人が管理するが、将来はゴミ箱とモビリティーが連携する予定という。

日刊工業新聞 2023年12月14日

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