ニュースイッチ

先行車と一定車間保ち追従走行、ヤマハ発動機がレーダー搭載「スポーツツアラー」投入

ヤマハ発動機はミリ波レーダーを搭載したスポーツツアラー「TRACER9 GT+(トレーサーナイン ジーティープラス)=写真」を10月6日に発売する。先行車と一定の車間を保ち追従走行する機能「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」に対応。自動でブレーキ力をアシストする「新型ユニファイドブレーキシステム(UBS)」も搭載した。消費税込みの希望小売価格は182万6000円。国内で年間1000台を目標に販売する。

排気量888ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列3気筒エンジンを搭載。最高出力は120馬力、最大トルクは93ニュートンメートル。

UBSは同レーダーと6軸慣性計測装置(IMU)が検知した情報を基に、前走車の車間に対してブレーキ入力が不足している場合、前後配分を調整しつつ自動でブレーキ力をアシストする。

ACCはミリ波レーダーで先行車の有無と車間を検知し、状況に応じて定速巡航や加減速を自動制御する。

日刊工業新聞 2023年09月13日

編集部のおすすめ