米ハーレーダビッドソンのヨッヘン・ツァイツ最高経営責任者（ＣＥＯ）は、日本の事業戦略について「電動バイクを日本に持っていきたい。ハーレーダビッドソンらしさを実現するブランド」と述べ、将来の日本市場における電動２輪車「ライブワイヤー」投入に意欲を示した。

都内で開いたハーレーダビッドソンジャパン（東京都新宿区）の新車イベントで語った。さらにツァイツＣＥＯは２輪車本体だけではなく、ブランドの知名度を生かしたアパレル事業の拡大や、カスタマイズ（個別対応）製品の拡販にも言及した。

イベントでは最高級プレミアムモデル「ＣＶＯ　ストリートグライド」「同ロードグライド」を日本初公開。ハーレーダビッドソンジャパンの野田一夫社長は「２輪業界のベンチマークを１段、２段引き上げる最高の１台」と強調した。