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フェローテックが半導体製造部材で新工場、マレーシアに100億円投資

フェローテックホールディングス(HD)はマレーシアに半導体製造プロセス向け部材の新工場建設を検討する。投資額は日本円換算で100億円規模とみられる。半導体産業は足元で調整局面にあるが、中長期の需要拡大やサプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化を見据えて投資に踏み切る方向だ。具体化する場合、2023年中に着工し、24年中には稼働したい考え。稼働後2―3年内に新工場だけで100億円の売上高を想定する。

フェローテックHDの半導体など製造装置関連セグメントの売上高

マレー半島南部の都市、ジョホールバール(ジョホール州)周辺に新工場を建設する方針。敷地面積は約1万平方メートルで、従業員は約100人。半導体マテリアル製品を加工する計画という。具体的な製品名は明らかにしていない。

フェローテックは7月にパワー半導体基板を生産する中国の連結子会社によるマレーシア新工場を建設を発表した。同工場敷地内の空きスペースを活用する公算が大きい。

半導体業界では地政学リスクの高まりからサプライチェーンのブロック化が進展。東南アジアが投資先として有力視され、フェローテックはマレーシア拠点を拡大している。

金属加工やロボットの組み立て、石英・セラミックスの加工製造などを手がける子会社のフェローテック・マニュファクチャリング・マレーシア(ケダ州)も投資計画を約5割積み増して、24年に新工場を稼働予定だ。

中国の連結子会社、江蘇富楽華半導体科技股份有限公司(江蘇省)も24年9月にマレーシアでパワー半導体関連の工場を稼働し、絶縁放熱基板(DCB基板)を月産30万枚、放熱性や信頼性を高めた活性ロウ付け法(AMB)基板を同20万枚を生産する計画だ。


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日刊工業新聞 2023年月8月22日

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