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住友電工が「レドックスフロー電池」受注、自治体系新電力から初

住友電工が「レドックスフロー電池」受注、自治体系新電力から初

レドックスフロー電池(8000kW時)設置イメージ

住友電気工業は、柏崎あい・あーるエナジー(新潟県柏崎市、櫻井雅浩社長=柏崎市長)から、蓄電池のレドックスフロー(RF)電池を受注した。容量は8000キロワット時で、2024年3月に完成予定。自治体系の新電力会社から受注するのは初めて。柏崎市の下水処理施設の自然環境浄化センターに設置し、太陽光発電の活用や電力の安定供給に活用する。受注額は明らかにしていない。

柏崎あい・あーるエナジーには柏崎市と民間8社が出資している。太陽光設備を数年かけ整備するほか、再生エネ活用や電力の安価調達・安定供給の狙いから、長時間の容量を担えるRF電池の採用を決めた。住友電工はRF電池の世界最大手で、容量総計16万2000キロワット時の導入実績がある。

日刊工業新聞 2023年08月08日

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