新型コロナ「怖くない」65%…4人に1人が「風邪と同じ」
米ファイザーが「新型コロナウイルス感染症に関する意識調査」を行ったところ、約65%が流行当初より怖い病気ではないと答え、4人に1人が風邪と同じようものと認識していることが分かった。
新型コロナのイメージを聞いたところ、流行当初と比較して「怖い病気ではない」と感じているのは65・4%、一方で「怖い病気だ」と感じている人は23・5%にとどまった。60代、70代の高齢者でみても、怖い病気というのはそれぞれ27・5%、31・0%で同様の傾向だった。全体の11・1%は「どちらともいえない」「特に何も感じていない」だった。
怖い病気ではないと回答した理由(複数回答)は「重症化リスクの高い人は要注意だが、健康であれば問題ないと思うから」が59・5%で最多。「風邪と同じようなものと思うから」が25・1%で続いた。
ファイザーは新型コロナの感染症法上の位置付けが5月に5類に移行することを受け、4月に全国20歳以上の1200人を対象に調査を実施した。
日刊工業新聞 2023年月6月13日