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大阪・難波「エンタメ」でまちづくり構想、南海電鉄が鉄道とサービスでエコシステム

南海電気鉄道は同社などの鉄道ターミナルがある大阪市難波地区のまちづくりビジョン「エンタメダイバーシティー」を策定した。独自性と人情味、遊び心を重視するとともに、サステナブル(持続可能性)な街を目指したエコシステムを構築し、難波地区に来る人の人数や滞在時間、頻度を増やし、にぎわい持続を図る。

徒歩圏内に独自の風景が広がり、鉄道沿線との関わりが深いことを守る。親しみや寛容さなどの心理的安全性を感じる人情味や活動的な人の笑顔が続く状態を目指す。 

鉄道やオフィスビル、商業施設など南海の既存リソースと、食体験やeスポーツ、単身者・外国人の日常支援サービスなどでの複合的な不動産開発でエコシステムを構成する。

同地区のまちづくりビジョンは22年に地域や企業、行政、経済界と協働で作成した。今回それをベースに南海グループ主体で取り組む内容をまとめた。

日刊工業新聞 2023年04月05日

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