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コメづくりの歴史や未来を学べる「ヤンマー米ギャラリー」が面白い

コメづくりの歴史や未来を学べる「ヤンマー米ギャラリー」が面白い

コメづくりの歴史や未来について学べる体験型施設「ヤンマー米ギャラリー」

ヤンマーホールディングス(HD)は東京・八重洲の複合施設「YANMAR TOKYO」に、直営レストランやコメの魅力を発信する体験型ギャラリーなど6店舗を13日にオープンした。同社の価値観であり、ヤンマーらしさを示す「HANASAKA(ハナサカ)」を体現する取り組みの一環となる。

「HANASAKA」のロゴマークをバックに、開業記念セレモニーであいさつする山岡健人ヤンマーHD社長

6店舗は複合施設内の地下1階―地上2階の3フロアに立地する。ワインのようにコメを楽しむことをコンセプトに各地のコメを2合からワインボトルに入れて販売する店舗「KOME―SHIN(米心)」、日本酒アイスクリーム専門店など、日本の食文化であるコメにこだわった。

「ヤンマー米ギャラリー」はコメづくりの歴史や未来について学べる施設。デジタル技術を駆使するとともに、展示空間の内装材に稲藁(わら)を使用するなどデザインにもこだわった。

12日に開いた開業記念セレモニーで、同社の山岡健人社長は「人と未来のHANASAKA発信拠点とし、満開の花を咲かせたい」と語った。

日刊工業新聞 2023年01月13日

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