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ホンダが商用軽EV投入へ、目指す性能と価格は?

ホンダは軽商用バン「N―VAN(エヌバン)」をベースにした電気自動車(EV=写真)を2024年春に発売する。航続距離は200キロメートルを目指す。ラストワンマイル(目的地までの最終区間)の配送などに加え、通勤通学など個人での利用も見込む。価格はガソリン車と同等の100万円台からに設定する。

ホンダは30年までにEVをグローバルで30車種投入する計画を掲げる。中国では4月、ホンダブランドで初となるEVを投入した。日本では軽自動車の存在感が大きく、環境負荷低減に向け電動車の導入を図る企業が増えていると見て、軽商用EVの投入を決めた。個人向け軽やスポーツ多目的車(SUV)も順次発売する予定だ。

軽EVをめぐっては6月、日産自動車が「サクラ」、三菱自動車が「eKクロスEV」を投入した。両車種の航続距離は180キロメートルで、ホンダの商用軽EVはこれを超えるレベルを目指す。


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日刊工業新聞 2022年12月09日

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