メタバースで“音活”、スイスのパッチXRが日本市場に進出

  • 0
  • 0
「パッチワールド」の仮想空間内での演奏(パッチXR提供)

スイスのパッチXR(PatchXR、チューリヒ)はメタバース(仮想空間)向けにオリジナルのデジタル音楽や楽器、ビジュアルアートを自由に作成し、それらを演奏・共有できる基盤ソフトで日本市場に進出する。東京を拠点に活躍するDJ・音楽制作プロデューサーのKoki Sugiyama氏と組み、日本語化に加え、日本でのデジタルアーティストやミュージシャンのコミュニティーづくりを進める。(藤元正)

パッチXRのメロディ・ムーセ共同創業者が明らかにした。15日に幕張メッセで開幕する「東京ゲームショウ2022」に出展し訴求活動に入る。これに合わせ一部日本語のウェブサイト(PatchXR.com/jp)も立ち上げた。

同ソフトは「パッチワールド(PatchWorld)」。米メタ(旧フェイスブック)のヘッドマウントディスプレー(HMD)「メタ・クエスト2」に対応し、7月に英語版をリリースした。

HMDとスタジオ品質のビジュアルアートで没入感のある仮想現実(VR)の音楽世界を体験でき、楽曲の作成、演奏、他人とのシェアやリミックスも可能。見た目や音、インターフェースまで含めたオリジナル楽器のほか、音楽や音に反応し色・光・形・動きが変化する演奏ステージなどのVR空間を作りだせる。

同社は2020年設立のスタートアップ。アーティスティックディレクターを兼務するムーセ氏は「アーティストは音楽でお金を稼ぐのが難しい。パッチワールドで彼らの音楽や演奏、オリジナル楽器を有料で販売し、収益化する仕組みも来年以降、提供したい」としている。

日刊工業新聞 2022年9月14日

関連する記事はこちら

特集

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。オプトアウトを含むクッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる