ホンダが減産…「フリード」生産工場は4割減、「N-BOX」生産工場は2割減
ホンダは、9月の4輪車の国内生産計画を発表した。生産台数は、埼玉製作所完成車工場(埼玉県寄居町)が従来計画比4割減、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)が同2割減となる見込み。新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足、物流の遅延などの影響が長期化し、不安定な状況が続いているため。
鈴鹿製作所で生産しているスポーツ多目的車(SUV)「ヴェゼル」や軽自動車「N―BOX」、埼玉製作所完成車工場で生産しているコンパクトミニバン「フリード」の納期は半年以上となっている。既存モデルの納車を優先するため、2022年秋に予定していた新型SUV「ZR―V(ゼットアールブイ)」の発売時期を23年春に延期した。
日刊工業新聞2022年9月9日