オフィス仲介のVR撮影が5000件超
オフィスナビ(東京都千代田区、金本修幸社長)が導入したオフィス仲介の仮想現実(VR)の撮影件数が5000件を超えた。リモート内覧の需要拡大と、増加する家具付きオフィスを効果的に伝える手段として利用が拡大。撮影件数は約5年間で大台を突破した。
VRオフィス内覧は借り主が遠隔地からパソコンやスマートフォンでオフィスの内部の様子を360度、3次元(3D)で見ることができる。オフィス空間に家具をレイアウトするシミュレーションにも対応する。
東京都の賃貸オフィスの空室率はコロナ禍によるテレワークの定着で上昇。大企業が移転した空きオフィスにベンチャーが入居する動きが高まっている。
日刊工業新聞2022年8月25日