リコーが開発、対話を即時に画像変換するシステムの仕組み
リコーは、対話を即時にグラフィック(画像)変換するシステム「piglyph(ピグリフ)」を活用したチームビルディングワークショップ(体験学習)をシェイク(東京都千代田区)と共同開発し、発売した。グラフィックを活用して対話を可視化することにより、オンラインでのコミュニケーションを活発化。アイデアの創発やチームの一体感の醸成に貢献する。
チームビルディングワークショップでは、社員研修専門のファシリテーターの進行のもとで、個々のメンバーのチームへの思いを対話の中で開示し、その対話をピグリフで可視化する。専門ファシリテーターが本質的な問いかけでメンバーに働きかけるなど、質の高いワークショップを提供する。
今後は、チーム全体や個々のメンバーのパフォーマンス向上だけでなく、1対1で話し合う「1on1(ワンオンワン)」やコーチングなど個人の能力開発においてもピグリフを活用したコンテンツを開発する。
シェイクは企業の社員研修やコンサルティングを手がけている。
日刊工業新聞2022年8月25日