メーンバンク、りそなHDがシェアでみずほFGを逆転

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東京商工リサーチ(TSR)が実施した全国155万3601社を対象とした2022年のメーンバンク調査で、りそなホールディングス(HD)がみずほフィナンシャルグループ(FG)を逆転してシェア3位となった。前年4位だったりそなHDは傘下の金融機関をメーンバンクとする企業数が前年比1277社増の8万1351社になり、同3位だったみずほFGの8万762社を僅差ながら3年ぶりに抜いた。

りそなHDは関西みらいFGとの連携や中小企業向けデジタル変革(DX)支援などで取引社数を増やした。一方、システムトラブルが相次いだみずほFGは社数が微増にとどまった。

1位の三菱UFJFG(12万6284社)、2位の三井住友FG(9万8807社)は不動だった。4大金融グループをふくおかFG(3万9573社)、めぶきFG(3万2648社)などの有力地銀が追う展開となっている。

統合や合併とは異なる包括的業務提携などの「アライアンス」形態で見ると様相が異なる。TSUBASAアライアンス(10行)は単純合算で14万6866社となり、トップの三菱UFJFGを上回る。SBIHDの地銀連合と新生銀行(計10行)も単純合算は3万976社で6位のめぶきFGに次ぐ規模になる。

新型コロナウイルス対策の資金繰り支援などで企業倒産数は歴史的な低水準で推移してきたが、足元では増加傾向に転じている。超低金利や人口減少などで金融機関の力量が問われる中、「経営統合やアライアンスが一気に加速する可能性が高まっている」(TSR)。

日刊工業新聞2022年8月12日

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