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世界研究機関ランキング「中国」躍進、日本は?

英科学誌のネイチャーを発行するシュプリンガー・ネイチャーが世界の研究機関にランキングを付けるネイチャーインデックス2022年版では中国機関が躍進した。上位10機関のうち4機関が中国で、首位の中国科学院は2位の米ハーバード大学の2倍以上の論文シェアを占めた。日本は東京大学が8位から14位に転落。国として5・2%ほど論文シェアを落とした。

21年に質の高い科学雑誌に掲載された論文への貢献度を集計した。国別のランキングでは米国が首位で、中国、ドイツ、英国、日本、フランスと続いた。中国は20年から21年に14・4%シェアを伸ばし、米英日仏はそれぞれ5―6%シェアを落とした。同社は、中国は大規模な研究機関に投資をし持続的な成果をあげていると分析している。

日刊工業新聞2022年6月27日

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