ニュースイッチ

トヨタが公開、“社長肝いり”新型スポーツ車「GRカローラ モリゾウエディション」の性能

「カローラ」を再びワクワクドキドキするブランドに―。トヨタは新型スポーツ車「GRカローラ モリゾウエディション」を初公開した。豊田章男社長が走行テストを行い開発を指揮した肝いりのモデルで、軽量化や加速性能、ブレーキ性能の向上など“走りの味”を徹底追求した。冬頃に台数限定で発売する。

既に公表している新型スポーツ車「GRカローラ」の後部座席をなくして2人乗りとし30キログラム軽くしたほか、最大トルクを370ニュートンメートルから400ニュートンメートルに高めた。フロントガラスには豊田社長のドライバー名「モリゾウ」のサインが入る。予約抽選は秋頃から受け付ける。同時にGRカローラの日本仕様車「RZ」を披露した。秋頃から発売する。

坂本尚之チーフエンジニアは「カローラは時代を切り開くモデルでなければならない。走りの楽しさを残して次世代のクルマづくりにつなげたい」と意気込んだ。

日刊工業新聞 2022年6月2日

編集部のおすすめ