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【トップ30一覧】2021年度新車販売、ホンダ「N―BOX」が首位に返り咲いたワケ

【トップ30一覧】2021年度新車販売、ホンダ「N―BOX」が首位に返り咲いたワケ

三部敏宏社長

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した2021年度の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N―BOX」が首位だった。20年度はトヨタ自動車の小型車「ヤリス」に首位を奪われたが、僅差で再びトップに返り咲いた。

全体首位のN―BOXは前年度比3・2%減と前年度を下回ったものの、20年度に「ヴィッツ」から車名変更しフルモデルチェンジしたヤリスの新型車効果が一巡したため、順位が逆転した。19、20年度は上位10車種のうち軽が5車種だったが、21年度は4車種にとどまり、全てが前年度比マイナスだった。特に、スズキの「スペーシア」、ダイハツ工業の「タント」「ムーヴ」が2ケタ台の減少率だった。

一方、トヨタの小型車「ルーミー」、セダン「カローラ」、ハイブリッド車(HV)である日産の「ノート」、トヨタの「アクア」が2ケタ台の伸びだった。

3月単体でもN―BOXが首位で、ヤリスが2位。カローラ、ルーミーが続く。

日刊工業新聞2022年4月7日

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