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見つかるかも!?「第二の地球」 望遠鏡・探査機の進歩で現実味

太陽系外の惑星観測進む
見つかるかも!?「第二の地球」 望遠鏡・探査機の進歩で現実味

マイヨール博士らが95年に太陽系以外で初めて発見した惑星の想像図(左、欧州南天天文台=ESO提供)


知的生命体の発見確率は?


 地球以外の惑星に知的生命体が存在すれば、人類と同様に電波を発信している可能性がある。

 1960年から電波望遠鏡で受信を目指す「地球外知的生命探査(SETI=セチ)」が試みられているが、まだ成功していない。

 SETIを始めた米天文学者フランク・ドレイクは61年、地球がある銀河系(天の川銀河)に存在する知的生命体の文明の数を、七つの数字の掛け算で示す「ドレイクの方程式」を発表した。

 七つの数字は(1)銀河系で恒星が1年間に誕生する数(2)恒星が惑星を持つ割合(3)生命に適した環境の惑星の数(4)実際に生命が誕生する割合(5)知的生命体に進化する割合(6)知的生命体が電波通信を行う割合(7)電波通信を行う文明の存続期間。掛け合わせた結果は、それぞれの数字の推定によって大きく異なる。
日刊工業新聞2016年1月4日「深層断面」
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
子どものころからUFOや宇宙人とかにはまったく興味はなかったのだが、こういうアプローチは夢がある。スターウォーズを観たばかりなのでテンションが上がっているし

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