「異形圧延」で省資源化する技術の全容、日本金属が確立

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量産技術ではCAEを活用する

日本金属は、従来の切削加工からの置き換えで省資源、省コストを実現する「非鉄異形圧延量産技術」を確立した。ステンレス、特殊鋼で培った異形圧延の技術をコンピューター利用解析(CAE)と組み合わせることで、アルミニウムやマグネシウム、銅、チタン、ニッケルなど各種非鉄金属向けに展開し電動車関連などのニーズに対応する考えだ。

加工できるサイズは最大で板厚8ミリ×板幅100ミリメートル。製品形態は定尺切断やレコード巻、オシレート巻など各種に対応する。

異形圧延は帯板の圧延に三次元的な要素を合わせて、上下・左右方向から圧延して凹凸などに成形する。これまで切削加工で得ていた断面形状がプレス加工で実現できるため、要する時間やコストを大幅に削減する。自動車関連中心に精密分野から建築分野まで幅広く活用できるという。

従来、異形断面は経験則によるロール設計が大きな要素を占めていたが、CAE活用が効率化の決め手となる。

日刊工業新聞 2022年3月11日

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