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インターステラと連携協定を結んだ福島県南相馬市の狙い

インターステラと連携協定を結んだ福島県南相馬市の狙い

インターステラテクノロジズが開発する宇宙ロケット(同社提供)

福島県南相馬市はインターステラテクノロジズ(北海道大樹町、稲川貴大社長)と連携協定を結んだ。南相馬市内の製造業がロケット部品の開発を促進するほか、市内の学校と連携して人材育成も推進する。同社は2021年12月に南相馬市が運営する産業創造センターに入居し、ロケットのフェアリング機構を開発している。

同社と市が連携協定を結び、市内のメーカーと協力して部品生産に乗り出すなど、協力体制を強化する。すでに市内7企業とは開発・生産で協力することで合意している。

福島ロボットテストフィールド(RTF)が立地する南相馬市には全国からロボット関連企業や研究所が進出。工場などの建設も進んでいる。

市では宇宙ロケットの開発でも、今回の連携を機に全国各地からの企業進出を促すとともに、市内産業の活発な参入を目指す方針だ。

日刊工業新聞2022年2月10日

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