空港内を自動運転トラクターが走る。ヤンマーHDが納入

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空港内をトラクターが快走―。ヤンマーホールディングス(HD)グループで農業機械を販売するヤンマーアグリジャパン(YAJ、大阪市北区)は、空港内緑地部の草刈り用として、鹿児島空港にヤンマーの自動運転ができるロボットトラクター「YT488A=写真」2台を納入した。納入額は非公表。今後、国が管理する対象となる空港に計10台を順次納入する計画だ。

空港専用のロボトラクターは、通常のヤンマー製農機の赤色でなく、黄色にカラーリングされた。タブレット端末を用いて、複雑な入力をせずに自動で草刈り作業ができる。従来は有人操縦だった空港での草刈り作業を自動化する。

自動草刈り用トラクターは鹿児島空港以外に丘珠、北九州、八尾、那覇の各空港に納入する。

空港の着陸帯などには航空機の安全運用を目的に植生が施されている。ただ、航空機の運航時間外での草刈り作業が中心となるため、時間的な制約や作業者の確保が課題となっていた。

日刊工業新聞2021年12月7日

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