イオン、環境認証受けた水産物のコーナー増設
水産品の認証取得商品の売上比率を10%に
イオンはASC(水産養殖管理協議会)やMSC(海洋管理協議会)の認証を受けた魚を扱うコーナーの設置店舗を増やす。11月に開業したイオンスタイル板橋前野町(東京都板橋区)に設置したほか、年内に4店舗で設ける。
一つのコーナーに集約して、環境配慮型の商品を買いたい消費者の利便性を高めるとともに、両認証の認知度向上につなげる。
水産資源を次世代につなぐ取り組みとして、コーナー名は「フィッシュバトン」としている。イオンはサーモン(写真)などのASC認証品を2種7品目、たらこなどのMSC認証品を13種23品目取り扱っている。
ASCは自然環境に負担を掛けず人権にも配慮して養殖した水産物に、MSCは生態系に配慮して捕獲した水産物に認証を与えている。
2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックに続き、16年のリオデジャネイロ五輪の会場では、両認証を受けた水産品が提供される予定だ。
イオンは同認証の認知度が高まると見て、水産品の売上高に占める認証取得商品の売上比率を、現在の約3%から20年までに10%へ引き上げる考えだ。
一つのコーナーに集約して、環境配慮型の商品を買いたい消費者の利便性を高めるとともに、両認証の認知度向上につなげる。
水産資源を次世代につなぐ取り組みとして、コーナー名は「フィッシュバトン」としている。イオンはサーモン(写真)などのASC認証品を2種7品目、たらこなどのMSC認証品を13種23品目取り扱っている。
ASCは自然環境に負担を掛けず人権にも配慮して養殖した水産物に、MSCは生態系に配慮して捕獲した水産物に認証を与えている。
2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックに続き、16年のリオデジャネイロ五輪の会場では、両認証を受けた水産品が提供される予定だ。
イオンは同認証の認知度が高まると見て、水産品の売上高に占める認証取得商品の売上比率を、現在の約3%から20年までに10%へ引き上げる考えだ。
日刊工業新聞2015年12月16日 建設・エネルギー・生活2面