保守派のツイートはリベラル派より中間層に届きやすい!?

東大・筑波大が分析

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ツイッターより(写真はイメージ)

東京大学の鳥海不二夫教授と筑波大学の吉田光男准教授らは、会員制交流サイト(SNS)「ツイッター」で保守派のツイート(投稿)の方がリベラル派よりも中間層に意見や考えが届きやすいことを明らかにした。ネット上での無党派層の獲得競争では、保守派の方が有利な立場にあることを示唆する。こうした解析手法は新型コロナウイルスのワクチン接種への賛否など、さまざまな意見のせめぎ合いを可視化することにつながる。

安倍晋三元首相の名字の「安倍」や「アベ」を含む言葉が入った1億2000万件以上のツイートを分析した。中間層からフォローされた場合にフォローし返す割合が保守派は61・8%と、リベラル派の51・0%を上回った。そして中間層にフォロー仕返してもらえる割合は保守派が38・0%、リベラル派は29・9%だった。

政治的なツイートをする人たちの言葉遣いは似ているが、保守派の方が中間層に近い言葉遣いをしていた。保守派の方が「嫌悪」などの拡散を促進しやすい感情語が多く含まれていた。

日刊工業新聞2021年10月5日

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