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ファミマが「療養食」を本格展開

18年に取り扱いを200店舗に。PB商品も視野
ファミマが「療養食」を本格展開

ファミマの療養食

 ファミリーマートは1日、塩分量やたんぱく量など食事に配慮が必要な人向けの食品「メディカルフーズ(療養食)」の取扱店舗数を、2018年2月期までに200に拡大すると発表した。

 現在は14店舗で展開している。やわらかく仕立てた介護食や低カロリーのドレッシングなど約180種類のうち、各店舗で客の特性に合わせてそろえる。病院と連携し、医師や栄養管理士の指導に基づき客が適切な商品を選べるようにした。

 玉巻裕章取締役常務執行役員新規事業開発本部長は「将来的には、プライベートブランド(PB)での商品展開も考えている」と話した。農林水産省から介護食品「スマイルケア食」のマークの利用許諾を得ており、店頭などで訴求する。
2015年12月2日生活面
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
 メディカルフードを身近なコンビニで買えることで健康に気をつかっていたり、病気で食事療法したりしている人にとっては朗報になると思います。これからコンビニの商品政策も「特定の層」を狙って開発するという動きが活発化するのでしょうか。

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