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パナソニックがシステム家具を18年ぶりに刷新する事情

パナソニックがシステム家具を18年ぶりに刷新する事情

リモートワークスペースのイメージ(パナソニック提供)

パナソニックは箱型のユニットと扉などを組み合わせたシステム家具「CUBIOS(キュビオス)」を2003年の発売以来、18年ぶりに刷新して10月1日発売する。コロナ禍で加速する在宅勤務や在宅時間の増加を受け、リビングに仕事場所の確保や、仕事、家事などに関する各種用品を収納しやすくするために基本構造の部材から変更した。部材点数は同社従来品比で約3割削減し、リフォーム向けを中心に新築にも提案する。

資料や仕事用品を棚や引き出しに収納でき、机下にキーボードを入れるスペースがあるリモートワークスペースは夫婦がともに在宅勤務できる。参考価格は約93万円(消費税込み・工事費別)。このほかにリビングや洗濯室向けなどもそろえた。

住宅会社や工務店向けには完成イメージが分かりやすい3次元(3D)によるウェブのプランニングソフトを用意する。施主自身が好みを取り入れた検討にも活用できる。

日刊工業新聞2021年7月29日

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