自衛隊にもおススメ、燃料電池式LED照明の実力

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「ABIOS―1」。台車や水素ボンベは別売り(アビオスエンジニアリング提供)

アビオスエンジニアリング(兵庫県姫路市、吉田泰三社長)は、自社開発の小型燃料電池と、発光ダイオード(LED)照明とを組み合わせて発売した。自衛隊や消防署など向けへの販売を想定している。価格は90万円程度。1年以内に100台の販売を目指す。

照明装置向け燃料電池システム「ABIOS(アビオス)―1」での燃料電池サイズはランドセル程度(幅240ミリ×高さ350ミリ×奥行き420ミリメートル)で、重さ13キログラム。3・4リットル型水素ボンベ(水素ガス500ノルマルリットル)1本で、11時間以上連続で稼働する。エンジンを使用する発電機と比べて騒音が少なく振動も少ないほか、排出ガスがなく静かに稼働するため、屋内での使用も可能。燃料電池とLED照明装置との組み合わせ販売は、国内初としている。

同社はアスベスト除去工事や高圧ガスの配管工事などの建設事業がメーン。新型コロナウイルスの影響で受注が減ったことなどをきっかけに、2020年夏頃から燃料電池の開発を進めていた。照明システム以外でも非常用小型燃料電池としても安定販売することも目指す。


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日刊工業新聞2021年4月19日

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